
同期が先に出世しました。私も日々全力で働いているのに・・・

なゼか部下が先に役職に就きました
人事評価に納得ができず仕事のモチベーションも下がっています。
部下(または同期)が先に出世して、
こないだまで自分の部下だった奴が自分の上司に…なんてことは会社員であればよく聞く話ですよね。
出世競争なんて意識してない、
別に偉くなりたいわけじゃないと思っていたとしても、
毎月の給料・年間の賞与/ボーナスは変わってくるわけですし、
出世するしないは生活に関わ る大きな問題です。
それに、
ここまで頑張ってた仕事が評価に値しないんだ
なんて感じてしまうものです…
「努力は無駄だったんだ」
「頑張っても意味ないんだ」
「会社やめようかな」
と悔しい気持ちがこみ上げてきて、
モチベーションが下がるのも当然です。
「無駄なんかじゃないよ!」
「また次頑張ろうよ!」
「頑張りを見てくれてる人はいるよ!」
そんな綺麗事並べられたって納得はできないし、
何なら腹が立ちますね。お前に何がわかるんだって。可哀想だなんて憐んでほしくもない。
そんはこと考えていたら
自分の性格が悪くなってしまった気がして、
もう全てが嫌になる、なんもやる気でない…
その悔しさ、やるせなさ、無力感
わかります。私も経験してきました。
ともに働く仲間の
そんな悩み相談を数多く受けてきました。
そんな状況にどう向き合えばいいか、
私なりの考えをお伝えします(´ω`)
結論まとめ
◆感情を表に出し、自己肯定しよう
◆ 部下が出世した要因を分析する
◆ 評価制度が嫌なら独立せよ
◆ 評価されないのは「頑張りが足りない」か「頑張りが伝わっていない」か
◆ 結局自己アピール次第!
感情を表に出し、自己肯定しよう
モチベーションが下がる、
やる気が出なくなっているのは、
本気で頑張ったからです。
努力が報われなかった、結果が全て、
色んな感情があると思いますが、
ここまで本気で頑張ったこと は紛れもない事実です。
間違った方向に頑張ってしまったのかもしれません、
評価してくれませんでした、
だから何でしょう?
自分は頑張ったという事実だけはきちんと見つめてあげて、
自分自身で褒めてあげましょう。
自己肯定してあげましょう。モチベーションが下がっちゃうくらい本気だったんですから。
…
でも悔しいです、悲しいです、腹立ちます。
だからその気持ちを素直に解放してあげましょう。
人に当たったらダメですが、お風呂でも、海山、自然の中でも、カラオケBOX・・・
「なんでだよ!!」「くそ!!!」「っざけんな!!」
大声出したって、思いっきり泣いたっていいじゃないですか。
とても人間らしくて素敵だなって思います。
ちなみにですが私は人目を気にせず、
歩きながらでも電車でも公園でもすぐ泣きます(笑)
部下が出世した要因を分析する

いっぱい泣きました。
物に当たりました、大声で叫びました。
とはいえ現実は変わりません。
なんで部下が先に出世したんでしょう
冷静に分類分けしてみるとこんなところかなと思います。今回は③が当てはまりますね。
1 部下が超絶エリート
このパターンだとそりゃ抜かれますよね。
でもこの場合は自分自身もその部下の実力を認めていると思うので、モチベーションが下がるなんてことは少ないのかなと思います。
2 明らかな理不尽、上司の選り好み
半沢直樹ばりの理不尽な人事、仕事内容が全く考慮されていない、上司や会社の好き嫌いで部下が先に出世したパターン。
これは正直、環境が悪いと思います。
この環境ではこの先頑張っても報われないことは多いのかもしれません。
しっかり自分の頑張りを見てくれる上司、人事部、会社はたくさんあります。
環境を変えるという大きな決断は一つの選択肢として「有」だと私は思います。
3 想定外!あれ、その役職私じゃないの?
前提として、「自分より先に出世した」と感じているのが今回の悩みなので、このパターンがほとんどだと思います。
自分と同等、またはそれ以下だと思っていた部下に抜かれたと感じたから、悔しく、そして腹が立ち、やるせなくなるんだと思います。
自分が負けた理由、深掘りしたいですね。
評価制度が嫌なら独立せよ

・会社員は評価制度から逃れられない
サラリーマンである以上、
他人からの評価からは逃れられません。
時にはその評価が理不尽であったり、
正当ではないことも当たり前のようにあります。
それが社会であり、会社員の仕組みなので
その現実は受け止めなければいけないと思います。嫌なら独立しましょう!
評価されないのは「頑張りが足りない」か「頑張りが伝わっていない」から

・評価されない理由①:頑張っている の水準が低い
本気で努力した と思っているのは、
実はあなただけ なんて事はないでしょうか?
失礼を承知で厳しいことを言いますが、周りから見たらたいして頑張っていないのに、
部下に抜かれたと勝手にわめき散らかし、モチベーションが下がっているのパターン。
このタイプは自分自身を客観視できず、どう見られているか、
どんな評価なのか、を推し量ることができません。自分を客観視できないのでここでどんなに、
何かを伝えたところで「私は違う」と流されて終わりなのでここまでにしますが、
「プライドが高い」人は要注意かと思います。
・評価されない理由②:頑張りが評価につながらない=伝わっていない
人が本気で頑張っている姿を見たら助けたくなる、評価したくなるのが日本人の温かい国民性ではないでしょうか。
まれに足を引張ろうとする輩もいますがごくわずかでしょう。
つまり①ではなく、
本気で頑張っているのに報われないのは
評価者に伝わっていないから という可能性が非常に高いです。
上司はあなたをみていません。
しっかり面倒を見てくれる上司、
成長を考えてくれる上司にあたれば相当恵まれています。
この上司は大抵評判が良いです。
そんな上司の元にいるにも関わらず自分が評価されていないと感じるなら、
それは自分自身に問題がありそうです。(評価されない理由①のパターン)
結局自己アピール次第!
大抵は上司はあなたをみていません。
つまり必要なのは自己アピールだと思います。
自己アピールというと、
「私、性格的にアピールとかちょっと…」
「頑張ってるアピールなんてみっともない」
などと、
苦手意識や抵抗感を感じる人がわりと多い印象です。
自己アピールとは 自己主張 です。
・自分の意見持っていますか?
仕事の大小に関わらず、業務を進めていく上で
何か思うところ、一つや二つありますよね?
「こんな新規の需要がありそうだな」
「ここを改善すれば生産性高まるんじゃないかな」
「次の商談こういう流れで進めてみたいな」
この時点で自分の意見に正しさは必要ありません。大事なのは考えているかどうか。
ただ勝手に自分の意見を押し通すことなんてできません。権限がない なんてことより先に、
そもそもそれが良いか悪いかの判断もつきませんね。
この流れからも、もうお察しの通りです。
そうです、上司に意見を求めるのです。
報連相(ホウレンソウ)が社会人の基本だなんて
当然の如くわかっているかと思いますが、
自分の頑張りが評価されない=
上司に伝わっていない方は、
この報連相が足りていません!!
「●●の件、進捗が〜〜です。」
「●●やっといて」→
「終わりました、確認お願いします」
「●●の件でご相談がありまして…」
→自分ができないことの解決策を求めるだけ
相談という名の解答を求める行為、
上司からすれば
「こんなこともわからないのか…」
「手間のかかる奴だ」
なんて思われかねません。
そうではなく、
「●●の件で、私は○○と考えているのですが
いかがでしょうか?(どう思われますか?)」
→意見が食い違っても議論する
そういった姿勢が評価に値するポイントだと思います。
・こんなときどうしていますか?
たまに自分の部署に立ち寄る
上長よりもさらに上の上司。
「やばい、今日部長来るらしいよ、、」と嘆く
来たら挨拶だけして終わり
そんなんでは上司の目には止まりません。
役職が高ければ高い人ほど、
百戦錬磨の猛者たちです。
経験豊富で豊富な知見を持っています。
そんな方々の意見を仰ぎたくはないですか?
意見を参考にして、
自分の成果を最大にしたくないですか?
自分の意見を持ち、
その成果を上げるために上司を利用する
それくらいしないと上司は見てくれません。
評価もしてくれません。
頑張っているのに、正当な評価を受けていない!
と感じることが多いのであれば、
一度自分自身の上司への立ち振る舞いを見つめ直してみてはいかがでしょうか^ ^
絶対に認められるはずです(´ω`)
頑張る人が正しく報われる世界だと私は思います。
まとめ
部下や同期が先に出世する というのはよくある話
とはいえ、悔しい気持ちが湧くのは当然!
まずは頑張った自分自身を褒め称えてあげましょう!
その上で、悔しさを思いっきり解放させましょう。
そのあとは、冷静に分析。
なぜ部下(同期)が先に出世したのか、私ではなかったのか。
頑張りが足りない or アピールが足りない のどちらかなので、
自己分析した上で自身の立ち振る舞いを見つめ直してみてはいかがでしょう?